ブログ/お知らせ
カテゴリ:Blog
なぜプログラミングが必要なのか?という話をするにあたって、”2020年のプログラミング教育必修化”についてのお話をしたいと思います。
※主に小学校でのプログラミング教育について書いていきます。
2020年のプログラミング教育必修化!!←この一文を見てどう感じるでしょうか?
1.ぷろぐらみんぐって何?よくわからない。。
2.必修化って具体的にどんなことを学ぶの?
3.学習しても将来PC関係のお仕事につかないと関係ないんじゃ。。
と様々なギモンが浮かぶのではないかと思います。このブログでは上の3つについてそれぞれ書いていこうと思います。
文部科学省が発表している「小学校プログラミング教育の手引(第二版)」のはじめに ~ なぜ小学校にプログラミング教育を導入するのか ~には以下のように記載されています。
”コンピュータをより適切、効果的に活用していくためには、その仕組みを 知ることが重要です。コンピュータは人が命令を与えることによって動作し ます。端的に言えば、この命令が「プログラム」であり、命令を与えること が「プログラミング」です。”
*抜粋:小学校プログラミング教育の手引(第二版)」のはじめに ~ なぜ小学校にプログラミング教育を導入するのか ~
全くその通り(その通り)←
学校でゲームができるの?
utubeとかTikTokが作れるようになるの?
違います(強め)
一般的にプログラミングと言うと小難しい英語が並んでいるイメージがあると思いますが、そうではなく”ビジュアルプログラミング”と言われるものを学びます。
小難しい英語(一般的にソースコードと呼ばれているもの)を書くのではなく、絵や図でプログラミングを行う、とイメージしていただければ良いです。
このビジュアルプログラミングとして具体的に何を使用するのか?というと、文部科学省が発表している「小学校プログラミング教育の概要」の中に記載されている「Scratch」という教材になります。
また実際の学習指導案を詳しく知りたい方は、未来の学びコンソーシアムというサイトで実際の指導案などが紹介されていますのでご覧ください。
最終的にやる意味がないと・・・思っちゃいますよね(思う)
必修化におけるプログラミング教育のゴールは”モノを作れるようになる”ではなく”モノの仕組みを知り、理解すること”です。
スマートフォンを手にする機会は多いと思いますが、ボタン押したら電話がかかりますよね?
この”電話をかける”という行為一つとってもたくさんのプログラミングが施されています。
もう少し噛み砕くと、
①電話をかけるボタンを押す
②プルルルと鳴る
③相手の電話が鳴る
④相手が通話ボタンを押す
この①〜④の間の動作を繋いでいるコンピュータに、命令(プログラム)を与えて動いているのです。
もちろん中の仕組みを知らなくても使うことはできますが、なぜ?どうやって?動いているのを知ることにより知識や判断力、創造性や学ぶ力をつけさせ、論理的思考を培うのがこの教育の目的なのです。
と、ここまでプログラミング必修化について書いてきましたが、以上を踏まえた上で今何ができるでしょうか?
必修として導入されるならばそれで良いじゃん!とお考えの方も多いのではないかと思います。
ただ、モノの仕組みを知ったあと子供達はどう思うでしょうか。
”自分だけのモノが作ってみたい!”
”これはどうやって作られているんだろう?もっと知りたい!”
と思うのではないでしょうか??
実際にここで中高生のなりたい職業ランキングを見てみましょう。
このランキングでは「社長などの会社経営者、起業家」に目を当てていますが、その他
はエンジニアやプログラマー、クリエイターといった職業が多く挙げられています。
「なりたい職業」というのは社会的に注目を集めていたり、需要が高いものが多いです。
需要が高いにも関わらず、経済産業省の調査では2030年には59万人ものIT人材が不足するという結果が出ており、将来にわたってIT人材の不足化が進むという背景があります。
つまり、需要は高いが人材が足りていない状況なのです。
将来(もちろん現時点でも)技術者としての道を歩ませたい、お子様の可能性を拡げたい、興味があることをもっと伸ばしたい、プログラミング教育についていけるのか不安・・・
と思っている方!
CRI TECH SCHOOLは”2.必修化って具体的にどんなことを学ぶの?”の中でもお話した「Scratch」を使ったITスクールです。
Scratchをはじめ、タイピングはもちろんロボットの制作や絵を描いてスタンプを作ったり、最近ではドローンを自分のプログラム通り動かしたり。。。
お子様の興味のあるもの、伸ばしたいものに重きをおく実践型ITスクールです。
\したいことを実際に形にして、お子様の創造を育てませんか?/
授業の様子は他の記事にも載せておりますのでご参考までにご覧いただけると大変嬉しいです。